2012年 01月 06日
本山ひろ子「garden」 |
<撮影日> 2011年12月21日
<撮影場所> 本山さんのアトリエ(千葉)

これが、正面。
そして、後ろ姿。

「ニワトリ・・・だよね? でも、ひょっとしたら木かも?」
すぐには正体がわからない。
さらに、いきものらしい力強いエネルギーと同時に、
どことなく死の気配のようなものも感じて、
そのことに最初少し戸惑った。
近づいてみれば・・・これも羽とも、木の葉とも。


でも「garden」というタイトルと、
この作品がどのように生まれたかを知ったら、急に
いろんな“?”が、私なりにすとんとそのまま納得できてしまった。
庭には、多くの生き物が居て、年月や季節により、
命が芽吹き、枯れ、朽ち果てていく。
そんなものを見ていて、この作品が浮かびました。
今、私を動かす力となる、もの、まとめた感じです。
生まれて、どんどん成長していくというだけでなく
やがて衰えて、死んでいくということまで含めて
いま生きている、ということ。
この作品から私が感じるのは、そういう、
全体の流れとして大きく捉えられた “生” だ。
死の気配を感じさせながら、それが不吉な影を落とすでもなく
ごく当たり前に作品のうちに受け容れられているような感じがするのが
また何とも本山さんらしいというか。
たぶん私は、本山さんの作品のそういう懐の深さがとても好きなのです。


<撮影場所> 本山さんのアトリエ(千葉)

これが、正面。
そして、後ろ姿。

「ニワトリ・・・だよね? でも、ひょっとしたら木かも?」
すぐには正体がわからない。
さらに、いきものらしい力強いエネルギーと同時に、
どことなく死の気配のようなものも感じて、
そのことに最初少し戸惑った。
近づいてみれば・・・これも羽とも、木の葉とも。


でも「garden」というタイトルと、
この作品がどのように生まれたかを知ったら、急に
いろんな“?”が、私なりにすとんとそのまま納得できてしまった。
庭には、多くの生き物が居て、年月や季節により、
命が芽吹き、枯れ、朽ち果てていく。
そんなものを見ていて、この作品が浮かびました。
今、私を動かす力となる、もの、まとめた感じです。
生まれて、どんどん成長していくというだけでなく
やがて衰えて、死んでいくということまで含めて
いま生きている、ということ。
この作品から私が感じるのは、そういう、
全体の流れとして大きく捉えられた “生” だ。
死の気配を感じさせながら、それが不吉な影を落とすでもなく
ごく当たり前に作品のうちに受け容れられているような感じがするのが
また何とも本山さんらしいというか。
たぶん私は、本山さんの作品のそういう懐の深さがとても好きなのです。


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by immigrant-photo
| 2012-01-06 22:18
| 交流