2007年 11月 06日
沈潜 |
#
by immigrant-photo
| 2007-11-06 01:22
| 写真
information
■■■fotologue■■■
トップページ ギャラリー □□□ 連絡先 □□□ メール --------------------------- ★★★ 外部リンク ★★★ なんでもモノクロ写真雑記 アマヤドリ【旧】 アマヤドリ【新】 ソラを結ぶ心 おいしい本箱Diary おいしい本箱 book cafe perception Brownie 2222gmf お気に入りブログ
花嫁の裏方 彫刻家 尾崎悟が想い巡る... Hana Gallery 写真と僕の日々 フォ... emiyaism PHOTO SIGN ~あぶろぐ~ 時間と自分と写真と Unsettled so... カフェ・ギャラリー かし... はるのソラ 最新のトラックバック
検索
カテゴリ
タグ
その他のジャンル
記事ランキング
画像一覧
ブログパーツ
以前の記事
2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 11月 2019年 10月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 |
2007年 11月 05日
![]() 散々悩んで、何とか10枚の写真を選んだ。 選んでからも、実際にアップするまで何度も何度も見直しては なぜこの10枚で、 どうしてこの順番に並べたのか、 を考えていた。 私が自分で選んだのだ。 自分の中に、然るべき判断理由があってよさそうなものだ。 なのに、わからなかった。 段々落ち込んだきた・・・ このままでは、収拾がつかなくなってしまいそうだ。 エ~イ、ままよっ! 無理やり勢いづけて、とりあえずアップしてしまった。 fotologue では、プロ・アマを問わずたくさんの方々の写真を 自由に閲覧することができるが、 実際に自分の写真をその中に並べてみると 改めて他の人たちのうまさを実感させられて、ちょっと恥ずかしくなった。 恥ずかしいが、それを思い知るのも勉強のうち、とここは割り切ることにした。 割り切れないのは、なぜこの10枚なのか、である。 写真をアップしたあとも、 毎日のように自分のページを見ては、このことを考えていた。 それが自分でわからないと、本当の意味での公開はできないような気がした。 相変わらず写真を前に考えているうちに、 ことばが浮かんできた。 一旦浮かび始めるとことば遊びのように次々と湧いて出た。 写真10枚分を順に並べると、こうなる。 ひとすじの流れ 茫漠たる想いより つたいくるもの 漲る力 さやけく 慈雨のごとく やわらかに 無限の宙の うごめき 暫し たゆたう 夜のしじまに 生まれ出で 彼方なる世界へ 今 はじまりの時 まるで詩、みたいである。 詩なんて、小学校の宿題以来書いたことがないので 自分の中からでてきたこれらのことばに戸惑った。 一連のことばとしての流れが妙に整っているだけに、却って気恥ずかしい。 けれども、自分が悩んでいたことに対する一つの答えではあった。 私はなぜこの10枚を選び、この順番で並べたのか。 とてもすっきりと美しい形で答えが出てしまった気がした。 そう・・・とてもすっきり。 これ以上、どうしようもないほどに。 それぞれの写真の説明欄にこれらのことばを添え、 「水 私の卒業制作は完成した。 一つの形にまとめあげた達成感はあったし、けじめにもなったが “水” にケリをつける、という私の密かな野望はあえなく潰えた。 ケリをつけるどころか、まだ私はちゃんと “水” を撮れてさえいない・・・ 「今 はじまりの時」 まさに、その通りだった。 #
by immigrant-photo
| 2007-11-05 18:20
| thinking
2007年 11月 04日
![]() 水の写真は、どんどん増えていった・・・ mixi 日記にアップした回数は、その時すでに20回を越えていた。 1回あたり3枚の写真を掲載したが、その背後には膨大なボツ写真が存在するわけだから、 実際に撮った枚数はとても数える気にならない。 それでもまだ納得がいかなくて、毎日のように、台所の水と格闘していた。 大袈裟ではなく、この時期私が台所でカメラを持っていた時間は 主婦がそこで手にしているべき包丁を持っていた時間よりも、ずっと長かったはずである。 そうするうちにも松原さんのレクチャーは進み、 当初は予定していなかったRAW現像やレタッチの基礎まで教えていただいたので 撮影から現像まで、という一連の流れは大体把握することができた。 基礎編はひとまず終了、ということになる。 そのまま、例えばそれぞれのレンズの特徴を生かした撮影技術を学ぶなど、 応用的なレクチャーをお願いすることもできたのだが、 増え続ける水の写真が象徴しているように、 いろんな部分でもう、私はいっぱいいっぱいになっていて 消化不良を起こしそうな状態だった。 課題図書として示されたまま読めていない本も多かったし、 課題映画のレポートも書いていなかった。 水写真のデータ整理も追いつかず、私の小さなノートパソコンはパンク寸前。 そういう状況の中で、 溺れそうになってアップアップともがいている自分の姿が見えた。 片付かない身辺はそのまま、私のこころの中を映しているのであった。 だから、心残りはあったけれど、 一旦、写真講座を修了することにした。 充実しすぎた毎日・・・ 楽しさにかまけて見てみぬふりをしてきた様々な事どもを きちんと引き受けなければならない。 少しはそれらしいケジメをつけてみたくなり、 松原さんとも相談して、 撮りためた水の写真から10枚選んで fotologue にアップすることにした。 いわゆる「卒業制作」。 写真講座<基礎編>からの卒業とともに、 (今から思うと・・・) “水” にもケリをつけてやるぐらいのつもりで、 私はこの最後の課題に取り組んだのだった。 #
by immigrant-photo
| 2007-11-04 10:47
| thinking
2007年 11月 03日
![]() 松原さんの写真講座は、内面の表現ということに重点を置いた内容になっているので 具体的な被写体等については、全く指示がなかった。 何をどう撮るか・・・ 特に「何を」については、それほど深く考えていたわけではないのだが、 いつの間にか、私の中で “水” が一つの大きなテーマになっていた。 きっかけは、ささいなことだ。 高性能のカメラを手に入れたら、誰でも一度は撮ってみたくなるだろう 水滴・波紋・水の王冠・・・ まさしく時間の静止を実感できる、ほんの一瞬の水の表情。 それを、私も撮ってみたいと思った。 思いついていきなり、台所のシンクで撮りはじめた。 くっきりとクリアで硬質な透明感のある、水。 清涼で澱みなく清らかに流れる、水。 ・・・は、しかし私には撮れなかった。 何だか頼りなさげな水滴が、曖昧な感じで空中を漂っている。 受け皿に使った真っ白な皿も どういう具合かうっすらと紫色を帯びて写っていて、 それがまた一層もやもや感を高めている。 何だか、自分が思っていた水とは随分違ったモノが写っていたので、 ちょっとがっかりしたし、一種の違和感を感じた。 違和感は感じたが、同時に こんな風にも撮れる、撮れてしまうということに、驚きも感じていた。 カメラを向けたのは紛れもなく “水” だったが、 写っているのは何なのか。 それから私は憑かれたように水を撮り始めた。 それも、川や海など水のある美しい風景というのではない。 「水」だけ。 主な撮影場所は、台所のシンクと洗面所であった。 撮っている過程で、もちろんいろいろなことを試した。 水の流し方を変えてみたり、ライトを当ててみたり、セロハンを使って色をつけてみたり。 よくわからないなりに絞り値やシャッタースピードをいじってみたりもした。 その度に水が思わぬ表情を見せてくれるのは新鮮だったし、 撮れた画像もそれなりに美しいので、 mixi 日記に載せても概ね好評だったりもして、 私はますますこの実験に夢中になった。 #
by immigrant-photo
| 2007-11-03 11:19
| thinking
|
ファン申請 |
||