2008年 09月 01日
夏休みの自由研究 by immigrant |

<テーマ>
手荒れの原因に関する研究
<動機>
実は私は、昨年の3月から、重症(さえ通り越して時には劇症とでもいうほど)の手荒れに
悩まされていた。病院にも行ってみたが、かなり強い薬を使っても多少マシになる程度で
全く完治しそうになかった。
しかし夏休み前のある日、荒れている部分がかなり偏っていて、しかも症状がひどい割には
範囲が広がっていないということに気が付いた。
それで、これはただの手荒れではなくて、はっきりした原因があるのではないか、と考え
夏休みを機に、その原因を突き止めたいと思った。
<目的>
手荒れの原因を突き止め、できれば完治を目指す。
<予想>
手荒れの範囲が限定されていることから、接触によるかぶれであることが予想される。
<研究の方法>
① 手荒れの範囲を確認する。
② その範囲に限って触れるようなものがあるかどうかを考える。
③ ②で絞り込んだものが本当に原因であるかどうかを実験的に検証する。
<研究>
Ⅰ.手荒れの範囲 (観察)
【右手】 ・ 中指、薬指、小指
・ 金星丘(親指のつけ根のふくらんでいるあたり)
・ 人差し指のみ、ほぼ無症状
【左手】 ・ 金星丘と月丘(小指側のふくらみ)との境目あたり
・ 他は特に症状なし
症状は右手・左手ほぼ同様で、皮がむけて常にじゅくじゅくしている状態。
さらに湿疹が出たり、パックリと割れたり、強い痒みを感じたりすることもある。
Ⅱ.上記の範囲に接触する可能性のあるもの (考察)
① 洗剤
手荒れということで、先ず最初に疑ったのは、洗剤である。
それで台所用ゴム手袋をつけるようにしてみた。
しばらくすると、手袋の形に赤くなって湿疹がでた。
治るどころか、却ってひどくなってしまった。
② ゴム
ゴムアレルギーが疑われたので、ポリエチレン製などに変えてみたら
湿疹は出なくなった。
ポリエチレン製では水仕事をしにくいので、
以後、綿手袋を下穿きしてゴム手袋を使うことにしたら、
湿疹などの急性の症状はなくなったが、手荒れの状態は変わらず。
③ カメラ
ある時、写真を撮っていてふと気づいた。
手荒れしている部分は、カメラに最も密着する部分と一致している。
右手の中指~小指の3本と金星丘というのは、ちょうどグリップを握る部分だし
左の手のひら下部あたりは、カメラの左下の角を支える形になって、
やはりカメラに密着する。
原因がカメラだとすると、右人指し指だけがほぼ無症状というのも説明が付く。
この指はシャッターにかけてあるので、浮いたような感じになり
カメラには直接触れにくいからだ。
また、カメラを買ったのが昨年2月末、そして突然手荒れし始めたのが
昨年3月なので、時期的にもぴったり合う。
以上、カメラが原因であると考えるのが妥当であるとの結論に達した。
Ⅲ.上記仮説の検証(実験)
Ⅱの考察により、手荒れの原因はカメラである、との仮説を得られたので、
次にその仮説の真偽を確かめるための実験を行うことにした。
【実験方法】
カメラが原因であるかどうかは、カメラを手にしないようにすることによって
確かめられるはずである。
しかしここでさらに踏み込んで、カメラという機械全般が原因であるのか
現在使っている機種(ペンタックスK10D)に起因するものなのか、
という点についても確認しておきたいと考え、以下のような方法を考えた。
① K10Dは、基本的に使用しない。
② また、どうしてもK10Dを使用したい場合は、手袋等を着用し、
カメラに直接手が触れないようにする。
③ 撮影行為自体は別のカメラを使用して継続する。
③の「別のカメラ」としては、コンパクト機であるキャノンPowerShotS2IS
を使用した。
K10D本体には合成ゴムが巻かれているが、S2ISはプラスチックである。
Ⅱの考察の過程で、私はどうやらゴムアレルギーをもっているらしい
と推察できたので、本体にゴム素材が使われているかどうかというポイントから
比較実験を行ってみることにした。
手荒れの状態を見ながら、夏休み期間中、以上の実験を続けるものとする。
<結果の予想>
カメラ全般、もしくは撮影という行為が原因だとすれば、症状は変わらないはずである。
しかし、K10Dに巻かれた合成ゴムが原因ならば、症状は軽快に向かうと思われる。
<結果>
手荒れの症状は著しく改善され、約1年半ぶりにちゃんとした表皮ができた。
8月末現在、ほぼ完治したといってよい状態である。
<まとめ>
手荒れの原因は、K10D本体に巻かれた合成ゴムであった。
従って、ゴムの部分に手を触れないようにすれば、手荒れに悩まされることなく
K10Dを使うことも可能である。
<感想>
こんなところに手荒れの原因があったとは、思いもよらなかった。
この1年半、本当につらく、またとても不便でもあったので、
今その症状が嘘のように消えたわが手を目の前にかざしてみても、まだ信じられない。
現在は綿手袋(選挙カーに乗っている人がしているようなもの)を着用して
K10Dでの撮影を再開しているが、手荒れの原因がはっきり特定された以上
もう少しきちんとした手袋を用意するなどして、万全を期したいと思っている。
以上
by immigrant-photo
| 2008-09-01 00:43
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