2008年 06月 29日
解放! |
昨日は、子ども会の球技大会があった。
男子はソフトボール、女子はドッジボールで、
本来は地区別に6つある単会が競うのだが、近年参加者の減少著しく
今年はとうとうどこも単独ではチームが組めなくなってしまったので、
2地区ずつ合同でチームを組んで3チームでそれぞれに優勝を競った。
今年は順番にまわってくる役員にあたっているので、
私もお世話係として準備や、当日の大会運営のお手伝いをした。
子ども会の活動に参加していると、自分が子どもだったころとの違いに驚くことが多い。
今の子は忙しいので、どうしても土・日が中心になる子ども会活動には参加できないからと
最初から入会しないことも多いのだが、昨日聞いた信じがたい話では
高学年になってそろそろ役員が回ってきそうになると親がやめさせてしまう、
というケースも増えてきているそうだ。
私が子どもだった頃は、家族揃って出かけるのは夏休みの帰省の時ぐらいだったから、
普段の休日のお楽しみといえば、時々ある子ども会の活動だった。
お楽しみ会、映画上映会、ちょっとした遠足・・・
中でも一番鮮明に覚えているのはクリスマス会だ。
何しろ丸ごとのケーキがもらえた!
歯にくっついて食べにくいウェハースの台にボソボソしたスポンジ。
間にはやたらに硬いマーマレード?的なものがはさまっている。
トップはチョココーティングにバタークリームが絞ってあり
派手な色のアンゼリカやチェリーが、強烈に自己主張していた。
あのヤバそうな色・・・・・・
今なら着色料が、とか問題になりそうだけれど、
ファンタグレープを飲んで半端じゃなく紫色になったベロを見せ合っては
無邪気に喜んでいた時代のことだ。
私はアンゼリカ(という名前は当時知らなかったけれど)が大嫌いだったし、
これがケーキ屋さんで売っているようなおいしいケーキではないことぐらいは
一応わかっていた、と思う。
それでも、ペカペカしたプラスチックの容器にリボンの持ち手がついたこのケーキをぶら下げて
うちに帰るときは、ものすごくうれしかった。
丸ごとのケーキ!
私のケーキ!
今の子どもたちはもっとクールで、お楽しみ会のゲームの景品など
「おめでと~!好きなの取っていいよ、どれにする?」
と盛り上げてみても
「どうせ100均でしょ・・・欲しいのないから、別にいいや。」
とか言われたりする。まぁ、実際100均なんですが・・・
他にいろいろ楽しみもあるしね、
子ども会の役割はもう終わりつつあるのかな、と思ったりもする。
ともあれ昨日の大会で、女子は残念ながら3位に終わったものの
男子は見事、優勝! 最後は盛り上がって終了した。
以前は1日がかりだった大会も、今回は半日で片付くコンパクトさでお手伝いも楽チン♪
だったのだが、さすがに疲れたのか、昨日お風呂をあがってからの記憶がなく
気がついたら部屋の電気もつきっぱなしのまま寝てしまっていて、
8時前にようやく目が覚めたのだった・・・
by immigrant-photo
| 2008-06-29 09:23
| wanderings