2008年 02月 16日
fragile |
霜柱を踏むのは、冬の朝最大の愉しみの一つである。
しかしこの朝の霜柱は、それはそれは繊細ではかなげで
踏んでしまうのが申し訳ないように思えるほどだった。
息を凝らしてファインダーを覗く私に、犬がじゃれつく
その度に足元で音もなく崩れていく様が妙に痛々しく感じられて
ついつい、犬を叱ってしまった。
by immigrant-photo
| 2008-02-16 06:17
| wanderings