2019年 11月 29日
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今回、相当無理してまで長崎を訪れたのは
現在長崎県美術館で開催中の
ある展示を見るのが目的で。
クリスチャン・ボルタンスキー
Lifetime
日本における過去最大規模のボルタンスキー展として、
国立国際美術館(大阪)、国立新美術館(東京)、
そして長崎県美術館が協同で企画したという。
「空間のアーティスト」ボルタンスキーの
「展覧会をひとつの作品として見せる」という
意向に従い、大阪展、東京展、長崎展自体が
それぞれ独立したひとつの作品となっている。
つまり同じ作品が、各会場の空間に応じて
異なる展示のされ方をするということ…
これはすごい展示になりそうだ。
見逃すわけにはいかない。
しかも最後の会場は、長崎。
ずっと行きたいと思いながら
なかなか機会がなかった、長崎に行く理由が
ついにできてしまった。
かくて、ボルタンスキー展コンプリートという
若干無謀気味な目標をたてた私たち。
大阪・東京を見て、長崎への期待がさらに高まった。
そして、今はとりあえず結論だけ言います。
長崎の展示、いいです!
時間つくれる人はぜひ、会場に足を運んでいただきたい。
そして作品の語りかけに
静かに耳をすませてみていただきたいです。
by immigrant-photo
| 2019-11-29 21:46
| 美術展