台風19号に備える(つもりだったが、備え損なう)

先月、千葉県を中心に、

甚大な被害を及ぼした台風15号。

それより更に強大な19号が近づいてくる。

不気味です。

パートの仕事あがりに、まず家電量販店に寄りました。

私はこれまでモバイルバッテリーというものを

持っていなかったのですが、

停電にそなえて絶対買っておいた方がよいと

娘に強く言われて、買いにきたわけなのです。

駐車場に車を停めて、まず違和感を覚えたのが

平日の午後とは思えないほどの車の数。

しかも、なお次々と車が入ってくる。

売り場に行って、さらに驚きました。

モバイルバッテリーのコーナーには、

もう殆ど商品が残っていないではないですか。

あと、単１乾電池の棚もきれいに空っぽ。

８年前の震災の時を思い出しました。

次にホームセンターへ。

ここでは水とカセットコンロ用のガスを

買うつもりでしたが、いずれもすでに売り切れ。

それでも絶え間なくお客さんが訪れては、

空っぽの棚を前にため息をつき、

しかし即気持ちを切り替えて、足早に別の店に向かう模様。

でも、望み薄そうだなぁ…と既に降参モードの私。

戦果の少ないまま、ガソリンスタンドへ。

ここもひっきりなしに車が出入りしており、　

並んで順番を待つことに。

これもあまり経験のないことで、

並んでも、入れてもらえるだけ有りがたい

という気持ちになる。

顔馴染みのスタッフの方に「今日は大変ですね」と

声をかけると、昨日からずっとこんな感じだとか。

お疲れ様です！　

そのあと、体調不良の愛犬の薬をいただきに、動物病院へ。

着いたときには、先生夫婦が物干し竿を片付けておられる真っ最中。

病院の窓にも養生テープが貼られ、

対策は万全という感じ…さすがです(拍手！)

入口ドアには明日12日の臨時休診のお知らせが

貼り出されていましたが

「休診なんて、ばあちゃんの葬式以来。

　天候のせいで休むなんて初めてですよ。」

とのこと。

いつもどーんと構えて余裕と安心感とを感じさせて下さる

先生方にここまでさせるとは。

19号、やはり尋常ではない…

最後に、いつも買い物をしている近所のスーパーへ。

入口で、丁度買い物を終えて出てきた友人とばったり出くわし

「もう、パンとか殆どないよ。早く行ってきなっ」

と、背中越しにハッパをかけられる。

確かに…ここでも空っぽの棚が目立ち、

再び、震災直後の光景が浮かびあがってきました。

すでに非常時。

あまり大きな被害が出ないことを祈るしかありません。