2015年 08月 19日
大地の芸術祭2015 *番外編* |
美人林野外写真展<写真の家>
十日町市立里山科学館 「森の学校」キョロロ は、
その建物自体が一つの作品でもある。
全面コールテン鋼、蛇のような形状も独特なこの建物は
建築ユニット・手塚貴春+手塚由比によるもので
2003年に開館した。
そこへの道すがら、サイズの割りに何とも主張の強い看板を発見。
帰途もまた、ひたすら訴えてくるのである。
これは見ないわけにはいかないだろう…ということになり、
道路脇の「写真の家」を訪ねる。
入ってすぐのところに掲げられた開校趣旨の生真面目さに
まず、心打たれる。
そして会場内は、壁も天井も見事なまでに隙間なくびっしりと
写真で埋め尽くされている。
その多くは、身近な人たちや馴れ親しんだ風景を撮ったもので
先の開校趣旨そのままに真っ直ぐで、ひたむきな
そして被写体への愛情がこもった写真たちだった。
自分にとって大切な人や、美しい風景を
少しでもうまく写真に撮りたいという情熱をもって
熱心に勉強されている様子が目に見えるようで、
何だか胸がいっぱいになる。
看板の迫力に負けてひやかしで入ったようなもので、
正直、内容には全然期待していなかったのだが、
それがいい意味で裏切られた形。
尖ったところも捻りもない、真っ正直な写真の魅力に溢れた
とてもいい展示だった。
十日町市立里山科学館 「森の学校」キョロロ は、
その建物自体が一つの作品でもある。
全面コールテン鋼、蛇のような形状も独特なこの建物は
建築ユニット・手塚貴春+手塚由比によるもので
2003年に開館した。
そこへの道すがら、サイズの割りに何とも主張の強い看板を発見。
帰途もまた、ひたすら訴えてくるのである。
これは見ないわけにはいかないだろう…ということになり、
道路脇の「写真の家」を訪ねる。
入ってすぐのところに掲げられた開校趣旨の生真面目さに
まず、心打たれる。
そして会場内は、壁も天井も見事なまでに隙間なくびっしりと
写真で埋め尽くされている。
その多くは、身近な人たちや馴れ親しんだ風景を撮ったもので
先の開校趣旨そのままに真っ直ぐで、ひたむきな
そして被写体への愛情がこもった写真たちだった。
自分にとって大切な人や、美しい風景を
少しでもうまく写真に撮りたいという情熱をもって
熱心に勉強されている様子が目に見えるようで、
何だか胸がいっぱいになる。
看板の迫力に負けてひやかしで入ったようなもので、
正直、内容には全然期待していなかったのだが、
それがいい意味で裏切られた形。
尖ったところも捻りもない、真っ正直な写真の魅力に溢れた
とてもいい展示だった。
by immigrant-photo
| 2015-08-19 11:32
| 美術展