2015年 08月 18日
大地の芸術祭2015 #4 |
蔡國強<蓬莱山>
2012年に現代美術館としてリニューアルされた「キナーレ」は
大地の芸術祭の里の中心的な施設で、越後妻有を象徴する要素をモチーフにした
12の常設展示など、
この地域の特殊性を象徴的に表し、地域の縮図となる美術館
というコンセプトのもとに設計された。
館の中央には大きな池と空が広がり、
建築自体が自然を内包する形となっている。
その池に、島を出現させてしまったのが蔡國強だ。
蓬莱山からは滝が落ち、霧が湧く。

島の周辺には大量のわら細工のオブジェが。
ヘリコプター、軍艦、戦闘機…かと思えば
鳥や海のいきものたちに変化するようにも見えてくる不思議。





スケールの大きさに圧倒されるが、威圧的な感じではなく
開けていて、いきいきとこちらに働きかけてくる感じがする。
ガイドブックによると、わら細工は地元越後妻有の人たちと一緒に
つくったものだそうだ。
温泉やミュージアムショップもあり、たくさんの人々が集う
この場所に相応しい、懐の深い作品だった。
by immigrant-photo
| 2015-08-18 12:01

