2014年 06月 15日
雑司ヶ谷・鬼子母神 |

昨日見学に行った大学のすぐ傍に、鬼子母神がお祀りされていたので
帰途、立ち寄ってみた。
こんもりと繁る樹々に囲まれた境内は、何とも“ちょうどいい”感じの広さだが、
そのさして広くない中に、大黒様やお稲荷さんまでいらっしゃって、
思いのほか賑やかなのである。
それでもしっとりと落ち着いた気分になるのは
長い間この場所で、地域の人々から愛され、慕われてきた歴史あってのことだろう。
境内には何と駄菓子屋さんまである。
これも、子どもたちをそれとなく神さまのお膝元に呼び寄せて、
知らないうちにみんな揃ってご加護を頂いてしまおうという
庶民の知恵か?などと思いながら、娘とお詣りする。
都会だけれど、人の暮らしの気配も濃厚な、なかなか素敵な界隈だった。
7月には夏まつりもあって、金魚すくいや朝顔の露店が並ぶとか。
子どもの頃心待ちにしていた夜店の風景が思い出され
懐かしい気持ちにひたりながら引いたおみくじは「吉」。
漸出黒雲間
月ももとはくろくもにかくされてありしが今くもをはなれてしだいにいでたり
人もだんだんかんなんのさりはなるるにたとへたり
信じてもいいかしら?
信じたいよなぁ!(笑)
by immigrant-photo
| 2014-06-15 12:57
| wanderings