2012年 11月 22日
珍事 |
あれは今週のはじめ、18日(日)のこと。。。
娘の習い事があるので、娘と私の晩ご飯を先に済ませようと
支度を終えてお皿に盛りつけ、
換気扇を止めて料理をテーブルに運ぼうとしたその時、
ドサッという音とともに、何かが
換気扇フードの金網フィルターの上に落ちてきた気配がした。
しばらく様子をうかがう。
気のせいだと思いたかったが、やはり時々、物音がする。
どうやら落ちてきたのはモノではなくイキモノらしい。
・・・けど、何が? どうして?
タイミングから考えて、換気扇が止まって
外壁側のふたが閉じる時に内側に閉じ込められ、
しかしまだ止まりきっていなかった筈の回転羽根には巻き込まれないで
うまい具合にこちら側に落ちたということなのだろうが
一体どんなイキモノが、そんなレアな不遇に見舞われ得るというのか?
懐中電灯で照らしてみたが、フィルター越しなので
なかなか思うように中を見ることができない。
正体がわからない。
一旦忘れて、ごはんを済ませることにした。
その間に何とかなるかもしれないし ♪
という半ば無理矢理の楽観は、つい息を潜めてしまいながらの食事中も
時折、大きくはないけれど確かに台所の方から聞こえる物音に
あえなく掻き消される。
食後、まだ少し時間があったので、必死で正体を探る。
高いところに何か白っぽいものが見えた。
できるだけ奥まで照らせるように、少しずつ懐中電灯の角度を変えてみると
ついに見えた!
白っぽいものは、小鳥・・・さらによく見ればスズメの胸だった。
とりあえず正体がわかってホッとしたので、娘を習い事に連れて行く。
そのまま忘れかけていたのだが、
帰宅して車を降りた時に思い出してしまった。
夜の9時半。
まだこれから大仕事を片付けなければならないのかと思うと、
一気に疲れてしまったが、とにかく何とかしなくてはいけない。
他によい解決策も思い浮かばないので、
ごく当たり前に網での捕獲を試みることにする。
3枚並んだフィルターを全部外して、虫採り網を突っ込んだら
案の定スズメは飛び出してきて、部屋を飛び回る。
見た感じそんなにすごいスピードとは思えないのに
虫採り網は虚しく空を切るばかり。
最初は寝っ転がって傍観者を決め込んでいた息子だが、
母のあまりの不甲斐なさに思わず立ち上がって
「オレに貸せっ!」
と網をふんだくり、その後は小さな鳥を追いかけて
部屋中をまさしく右往左往することに。

かなり苦労したものの、
最終的には、狭い場所にはまりこんで動けなくなっていたスズメを
素手で救出して、大いに男を上げた息子は
庭に出てスズメを放してやった後、程なく爆睡。。。
はい、お疲れさまでした〜!
娘の習い事があるので、娘と私の晩ご飯を先に済ませようと
支度を終えてお皿に盛りつけ、
換気扇を止めて料理をテーブルに運ぼうとしたその時、
ドサッという音とともに、何かが
換気扇フードの金網フィルターの上に落ちてきた気配がした。
しばらく様子をうかがう。
気のせいだと思いたかったが、やはり時々、物音がする。
どうやら落ちてきたのはモノではなくイキモノらしい。
・・・けど、何が? どうして?
タイミングから考えて、換気扇が止まって
外壁側のふたが閉じる時に内側に閉じ込められ、
しかしまだ止まりきっていなかった筈の回転羽根には巻き込まれないで
うまい具合にこちら側に落ちたということなのだろうが
一体どんなイキモノが、そんなレアな不遇に見舞われ得るというのか?
懐中電灯で照らしてみたが、フィルター越しなので
なかなか思うように中を見ることができない。
正体がわからない。
一旦忘れて、ごはんを済ませることにした。
その間に何とかなるかもしれないし ♪
という半ば無理矢理の楽観は、つい息を潜めてしまいながらの食事中も
時折、大きくはないけれど確かに台所の方から聞こえる物音に
あえなく掻き消される。
食後、まだ少し時間があったので、必死で正体を探る。
高いところに何か白っぽいものが見えた。
できるだけ奥まで照らせるように、少しずつ懐中電灯の角度を変えてみると
ついに見えた!
白っぽいものは、小鳥・・・さらによく見ればスズメの胸だった。
とりあえず正体がわかってホッとしたので、娘を習い事に連れて行く。
そのまま忘れかけていたのだが、
帰宅して車を降りた時に思い出してしまった。
夜の9時半。
まだこれから大仕事を片付けなければならないのかと思うと、
一気に疲れてしまったが、とにかく何とかしなくてはいけない。
他によい解決策も思い浮かばないので、
ごく当たり前に網での捕獲を試みることにする。
3枚並んだフィルターを全部外して、虫採り網を突っ込んだら
案の定スズメは飛び出してきて、部屋を飛び回る。
見た感じそんなにすごいスピードとは思えないのに
虫採り網は虚しく空を切るばかり。
最初は寝っ転がって傍観者を決め込んでいた息子だが、
母のあまりの不甲斐なさに思わず立ち上がって
「オレに貸せっ!」
と網をふんだくり、その後は小さな鳥を追いかけて
部屋中をまさしく右往左往することに。

かなり苦労したものの、
最終的には、狭い場所にはまりこんで動けなくなっていたスズメを
素手で救出して、大いに男を上げた息子は
庭に出てスズメを放してやった後、程なく爆睡。。。
はい、お疲れさまでした〜!
by immigrant-photo
| 2012-11-22 22:24
| wanderings