2011年の終わりに・・・

毎年大晦日には、このタイトルで雑感を記してきたが
今年は特に、振り返る気持ちが強い。

新しい年に変わって、まだ遠いながらも
春の気配が少しずつ感じられるようになっていた３月11日。
あの、信じ難い大災害を目の当たりにして
呆然としたままテレビを見つめることしかできなかった日々・・・
そして原発事故をめぐる緊張と苛立ち・・・
自然の恐ろしさと、人間の弱さ・愚かさを
まざまざと見せつけられた思いのする、この１年だった。

一方で、そういう状況にありながら一人でも多くの人の命を救おうとして
黙々と救助活動を続ける方々の存在や
世界中から差し伸べられた支援の手の多さとそのあたたかさ、
ゼロからの復興に向かう人たちの力強い歩みに
勇気と希望を与えられた年でもあった。


そんな中で開いた初個展。


ただ憑かれたように撮り続けてきた、かなり風変わりな水写真を
たくさんの方々に見ていただくのは、正直、気が引けたけれど
何はともあれやってみたことは、いい経験になった。
展示の内容、会場作り、お客様への対応・・・
反省することは多いものの、それらの反省は、
（いつとは知れぬが）また機会があれば活かすこともできるかと。
それまでに、写真の方ももう少しは上達しておきたいものだが・・・(涙)


などと、つらつら書くうちに、今年も残り４時間を切った。


子供たちは、今日おばあちゃんとハワイへ発った。
二人にとって初めての海外旅行がすてきなものになるよう祈りつつ
出国ゲートで見送ってきた。



だから今夜は静かな年越しです。


でも、そろそろエサの時間なので、猫たちが騒いでいます。
先ずは彼らにエサをやって、
さて、この夜をどう過ごそうかな〜♪


皆様も、よいお年をお迎え下さい。