2011年 07月 22日
夏至の夕べ (1)場所 |
今から丁度1ヶ月前・・・6月22日は、夏至の日だった。
その日、私は大田区の町工場にいた。
そこで催されるごく内輪の踊りの会に、撮影担当として招いていただいたのだ。
南製作所。
この金属加工の工場は、ダンサー水口惠子さんの86歳のお父様が一から創りあげ、
ずっと仕事をしてこられた、想い出深い場所。
踊りを始める時間まで、自由に撮っていていいと言っていただいて
どんなにうれしかったか。
工場萌え傾向のある人間にとって、大田区の町工場というのは憧れの場所である。
私も、そういう場所をテレビなどで見る度に、
いつかこういうところに行ってみたいなぁ・・・と憧れを募らせていた。
その、当てのない憧れが写真のお陰で思いがけず現実のものとなったわけで。
全く、写真サマ様・・・である。
機械油のにおいが沁みた空気を吸いながら、
古いけれど実によく手入れされた機械たちの間をウロウロと歩き回った。
これでも、下請けの人に譲ったりして随分機械が減った後だというから
工場が閉められたのは昨日今日の話ではない。
なのに、どの機械も道具も何だか活き活きしている。
今これからでも、すぐに仕事を始められに違いない。
休んではいても、みんなちゃんと息をしている感じがした。
お父さんにとって想い出が一杯に詰まったこのこの空間で、
お父さんのために踊りを踊りたい・・・
夏至の日の踊りの会は、惠子さんのそんな想いから企画されたものだった。
その日、私は大田区の町工場にいた。
そこで催されるごく内輪の踊りの会に、撮影担当として招いていただいたのだ。
南製作所。
この金属加工の工場は、ダンサー水口惠子さんの86歳のお父様が一から創りあげ、
ずっと仕事をしてこられた、想い出深い場所。
踊りを始める時間まで、自由に撮っていていいと言っていただいて
どんなにうれしかったか。
工場萌え傾向のある人間にとって、大田区の町工場というのは憧れの場所である。
私も、そういう場所をテレビなどで見る度に、
いつかこういうところに行ってみたいなぁ・・・と憧れを募らせていた。
その、当てのない憧れが写真のお陰で思いがけず現実のものとなったわけで。
全く、写真サマ様・・・である。
機械油のにおいが沁みた空気を吸いながら、
古いけれど実によく手入れされた機械たちの間をウロウロと歩き回った。
これでも、下請けの人に譲ったりして随分機械が減った後だというから
工場が閉められたのは昨日今日の話ではない。
なのに、どの機械も道具も何だか活き活きしている。
今これからでも、すぐに仕事を始められに違いない。
休んではいても、みんなちゃんと息をしている感じがした。
お父さんにとって想い出が一杯に詰まったこのこの空間で、
お父さんのために踊りを踊りたい・・・
夏至の日の踊りの会は、惠子さんのそんな想いから企画されたものだった。
by immigrant-photo
| 2011-07-22 11:57
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