2011年 06月 24日
ちば醤油旭工場 (5) |
いよいよ本丸ともいうべき蔵へ。
通路左手の土壁の向こうが、木桶の並ぶ蔵。
この通路に立つだけで、もうドキドキする。

巨大な木桶の隙間を通り抜けて・・・

狭い階段を上ると、目の前に開ける光景。

時々空気を送ったり、かき混ぜたりしながら
ここでゆっくりと醤油を育てる。

天井や柱は、びっしりと蔵つきの酵母に覆われている。
時代を超えたこの空間全体が、醤油のゆりかご。

既に空っぽになっている木桶もあった。
「落ちたら死ぬかも」と言われて、思わず覗き込む。
深いです。デカいです。

あぁ・・・
仕方のないこととはいえ、こんなすばらしい場所が消えてしまうなんて、
やはりどうしようもなく哀しい。
いつまでも、どこもかしこも撮っておきたい思いをかかえながら撮影終了。
心残りがないといえば嘘になるけれど、
ちば醤油さんのお許しをいただいて、本ブログでこの場所をご紹介できたのがうれしい。
このせわしない現代ニッポンに、
こんな場所で、こんな風に時間をかけて丁寧に作られているモノが
まだあったのだということ・・・
そのことに少しホッとする。
施設が新しくなったからといって、製法が変わるわけではないだろう。
この場所で培われた伝統の上に、これからは新しい場所で生まれる「下総醤油」の
新たな歴史が重ねられていく。
いわばその転換点に立ち合わせていただくことができた今回の仕事。
本当にすばらしい経験をさせていただいたと、
改めて心から感謝している。
ちば醤油ホームページ

通路左手の土壁の向こうが、木桶の並ぶ蔵。
この通路に立つだけで、もうドキドキする。

巨大な木桶の隙間を通り抜けて・・・

狭い階段を上ると、目の前に開ける光景。

時々空気を送ったり、かき混ぜたりしながら
ここでゆっくりと醤油を育てる。

天井や柱は、びっしりと蔵つきの酵母に覆われている。
時代を超えたこの空間全体が、醤油のゆりかご。

既に空っぽになっている木桶もあった。
「落ちたら死ぬかも」と言われて、思わず覗き込む。
深いです。デカいです。

あぁ・・・
仕方のないこととはいえ、こんなすばらしい場所が消えてしまうなんて、
やはりどうしようもなく哀しい。
いつまでも、どこもかしこも撮っておきたい思いをかかえながら撮影終了。
心残りがないといえば嘘になるけれど、
ちば醤油さんのお許しをいただいて、本ブログでこの場所をご紹介できたのがうれしい。
このせわしない現代ニッポンに、
こんな場所で、こんな風に時間をかけて丁寧に作られているモノが
まだあったのだということ・・・
そのことに少しホッとする。
施設が新しくなったからといって、製法が変わるわけではないだろう。
この場所で培われた伝統の上に、これからは新しい場所で生まれる「下総醤油」の
新たな歴史が重ねられていく。
いわばその転換点に立ち合わせていただくことができた今回の仕事。
本当にすばらしい経験をさせていただいたと、
改めて心から感謝している。
ちば醤油ホームページ

by immigrant-photo
| 2011-06-24 08:25
| 交流