2010年 06月 11日
metamorphosis |

何を隠そう、(いや、別に隠してなんかいないのだが)
私はかなり強いくせ毛である。
特に前髪のクセが強いので、一層目立つ。
7年前、一度縮毛矯正というのをやった。
あまりに次々ひどいことばかり起こるので、さすがに嫌気がさした。
それでまぁ、ヤケクソな気分の一表現手段として
思いきって髪型を変えてみたというわけである。
失恋して髪を切る女の人の気持ちがちょっとだけわかる気もしたが
実際はそんな色っぽい気分では全くなく
それよりは 「グレてやるっ!」 とパンチパーマ(って、まだあるんですか?)を
かけた高校生ぐらいの気分なのだった。
若者がグレると髪がクルクルになるが(昭和の話、ね)、
おばさんがグレるとクルクルの髪がまっすぐになるらしい。
ところが、これが予想に反して評判がよかった。
すこぶるよかった。
グレるつもりでパンチパーマをかけたら 「とても似合ってる。すてき、すてき♪」 と
褒められてしまった不良高校生の複雑な胸の内を想像してみて欲しい。
私は、完全に肩透かしを食らってしまった。
それでもまぁ、褒められればうれしいので何年かは定期的に縮毛矯正をかけて
まっすぐにしていた。
しかし、何年経っても、伸びてくる部分はやはり縮れているのだ。
いつまで経っても、諦めないのだ。
そのうちこちらの方が根負けしてしまった。
そんなに縮れたいなら好きなようにさせてやろう・・・
丁度その頃写真を始め、前髪が垂れない方がファインダーを見やすいし、という
極めて実用的な理由もあって、以来、私は縮毛矯正を完全にやめてしまった。
美容よりも実用に、圧倒的に弱い私である。
だからここ数年、普段はノーメイクで、
髪の毛は寝起きのフジコ・へミング状態で、過ごしてきた。
私的にはそれで全く支障はなかったが、友達と出かけるときは
相手がイヤだろうから、一応、できる範囲のメイクをし、
髪はアイロンで伸ばして出かけるのである。
どうして?と訊かれても困るのだけど、どうもそういうことに恐ろしく関心がない。
それで、最低限だけクリアできていれば、みたいな感じできたのだが
ブライダルの仕事に関わるようになって、すぐ、
どうもここではそのレベルでは許されないんじゃないかと感じた。
何しろフォーマルな場、ですからね。
見苦しくないようにしないと失礼にあたってしまう。
・・・と思っていたら、やはり、もう少し髪を何とかできないのか?
というお話があった。
尤もなことである。
それで、久しぶりに髪を真っ直ぐにすることにした。
この際ついでなのでカットして長さも変え、
いつの間にか随分増えてしまった白髪も染めてしまおう。
美容院で3時間ほど座っていただけで、変身完了。
土台が土台だから、マイ・フェア・レディみたいにはいかないけれど
シルエットは大いに変わった。
この出で立ちで、明日は5回目の研修。
写真の腕もこのぐらいお手軽に上達するんだったらいいのになぁ・・・
しかしこちらはひたすら努力あるのみ、か。
by immigrant-photo
| 2010-06-11 17:13
| wanderings

