2010年 03月 12日
day hard #5 ― 南海本線 ― |
南海なんば駅
ここは以前と随分変わってしまった。
かつては写真左手の吹き抜け部分に実物大のロケットの模型が設置され、
にょっきりと天を目指すそのロケットの足元は「ロケット広場」と呼ばれていた。
ミナミでの待ち合わせ場所といえば、まずこの「ロケット広場」というのが定番で
私もよくここで友達と待ち合わせをした。
だから数年前、老朽化のためそのロケットが撤去されることになったという
ニュースを聞いたときは、とても驚いた。
後継機が設置されるわけではなく、ただ撤去されるだけというのが何とも淋しかった。
どういうわけで、駅の構内に唐突にロケットが突っ立っているようなことになったのか
その謂われを、少なくとも私は耳にしたことがない。
しかもこのロケットはあくまで外見を模しただけのもので、中に入ったりできるわけでもなく
はっきり言ってしまえば何の役にも立たない、文字通りの “無用の長物” ではあったのだ。
にもかかわらず、あんなに堂々とただ立っている
その、今風にいえば多少KY気味のズレた感じが、私は結構好きだったのだが。
さて。
ここから南海本線に乗ると実家までは40分ほど。
しかし今回私は途中で降りずに終点の和歌山市駅まで一気に南下、
途中から合流する母と一緒に病院に向かうことになっていた。
夏の帰省以来だから、母の顔を見るのは半年ぶりだ。
ここは以前と随分変わってしまった。
かつては写真左手の吹き抜け部分に実物大のロケットの模型が設置され、
にょっきりと天を目指すそのロケットの足元は「ロケット広場」と呼ばれていた。
ミナミでの待ち合わせ場所といえば、まずこの「ロケット広場」というのが定番で
私もよくここで友達と待ち合わせをした。
だから数年前、老朽化のためそのロケットが撤去されることになったという
ニュースを聞いたときは、とても驚いた。
後継機が設置されるわけではなく、ただ撤去されるだけというのが何とも淋しかった。
どういうわけで、駅の構内に唐突にロケットが突っ立っているようなことになったのか
その謂われを、少なくとも私は耳にしたことがない。
しかもこのロケットはあくまで外見を模しただけのもので、中に入ったりできるわけでもなく
はっきり言ってしまえば何の役にも立たない、文字通りの “無用の長物” ではあったのだ。
にもかかわらず、あんなに堂々とただ立っている
その、今風にいえば多少KY気味のズレた感じが、私は結構好きだったのだが。
さて。
ここから南海本線に乗ると実家までは40分ほど。
しかし今回私は途中で降りずに終点の和歌山市駅まで一気に南下、
途中から合流する母と一緒に病院に向かうことになっていた。
夏の帰省以来だから、母の顔を見るのは半年ぶりだ。
by immigrant-photo
| 2010-03-12 01:10
| wanderings