長電話の日

学生時代からの友達と、時々、長電話をする。
予め日程を決め満を持してかける、本気の長電話だ。

昨日はその “長電話の日” だった。

子ども達を送り出したらテキパキと洗濯干しなどを済ませる。
携帯は満充電。
ふたりとも au なので、数ヶ月前からは新サービス「ガンガントーク」を利用している。
定額料はとられるものの、予め登録した３件までは通話料が完全にタダ！
まさに私たちのために用意されたようなサービスなのである。
何をそんなにしゃべることが・・・
と、男性諸氏には思われようが、話すことなんかいくらでもある。
子どもの話とか年齢の話とか物価とか・・・話題には年相応の生活臭も漂うが
気分ははるか昔の女子大生時代のまま。
本や映画の話なんか始まってしまえば時間を忘れる。
充電切れにならなければ、１日中だってしゃべっていられると思う。


電話中に、別の友達から電話をもらった。
久しぶりだったのでつもる話もあり、１件目の長電話が終わったあと
かけなおすことにした。
昼過ぎにかけて、そのまま夕方を迎える。
結局、２件の電話だけで、私の１日は終わってしまった。

無為な日ではあった。

しかし、決して無駄な日ではなかった。
つもる話は、つもり過ぎないうちに吐き出しておくのが肝要。
歳末の貴重な時間を私のために割いてくれたふたりの友達に
心から感謝している。