2009年 10月 28日
白百合イチゴ |
・・・を、ご存知だろうか。
乙女のカリスマ嶽本野ばらの小説で、
2004年、中島哲也監督による映画も公開された『下妻物語』のヒロインの一人だ。
この『下妻物語』は、ちょっと(かなり・・・かも?)田舎な茨城県下妻市を舞台に、
ロリータとヤンキーという、普通ならありえない組み合わせの少女二人の間に芽生えた
かなり風変わりながらむちゃくちゃ濃い~友情物語である。
原作と映画とで若干の相違点はあるが、それぞれにおもしろく、
ガハハと笑っているうちに不覚にも感動させられてしまう、怪作にして快作。
騙されたと思って、ぜひ一度お試しいただきたい。
さて、白百合イチゴである。
彼女は二人のヒロインのうちのヤンキーの方で
映画では土屋アンナが演じているのだが、これがまたイメージぴったり!
あのきれいな顔をここまで崩すかっ!(@0@)
とこちらがハラハラするほど、口元ゆがめて見事にヤンキー顔しています。
(因みにロリータの竜ヶ崎桃子は深田恭子が熱演。田舎でロリータ一筋を貫こうとするのは
生半可な覚悟ではない。チャラチャラしたロリータファッションに覆われた精神の強さに
後半、惚れ惚れします。)
名前から察せられる通り、イチゴは実は良家の子女なのだ。
学校でいじめられて、でも何の抵抗もできず、うちでもあくまでいい子を演じている
そんな自分が情けなくて独りで泣いている時に、
通りがかったレディース(女暴走族)の総長に熱い言葉をかけてもらった。
その総長に憧れてレディースの一員となったイチゴは、
以後、バイク(といっても、原付)をこよなく愛し、走ることに命をかけて
ヤンキー街道を驀進してきたのである。
ところが総長の代替わりを機に、レディース内には権力闘争の気配が。
どす黒い不穏な空気の中で、あくまで純粋に走ることに拘るイチゴは次第に浮いていき
ついに、幹部一同からの呼び出しが・・・
とまぁ、こういうあらすじは猫と直接関係はないのだけれど。

ヤンキーとはいえ、自分なりに筋を通そうとしてがんばっているイチゴ同様
自分の流儀で一生懸命生きている、その姿がうつくしいと思う。

エサが少ないとか、マズイとか、いろいろのクレームをつけている時 ↑ でさえ。
(気のせいかと思ったが、お隣でもそうらしい・・・安いキャットフードだと食べないんだって!)
人間に少しばかりエサをもらっているからといって、媚びたりはしない。
言いたいことは遠慮なくきっちり言うのだ。
そこがとても彼女らしいと思う。
もう半年近くの付き合いになるというのに、馴れてはくれない。
それでも、彼女なりに私たちのことを少しは信用してくれているのかな、とは思うのだ。
その証拠に、以前は何メートルも離れたところからしか写真を撮れなかったのが、
今はズームなしで随分寄っても撮らせてくれるようになった。
さり気なくこんな表情をしてみせるあたり、モデルの才能があるかもしれない・・・

彼女はうちの飼い猫ではない。

にも拘らず、ここまで近寄ってもこんなくつろいだ表情でいてくれることが
無性にうれしかったりする今日この頃。
これからもいい関係を保っていけるといいなぁ、と私は思っているのだが
さて、彼女の方はどうだろう・・・・・・
乙女のカリスマ嶽本野ばらの小説で、
2004年、中島哲也監督による映画も公開された『下妻物語』のヒロインの一人だ。
この『下妻物語』は、ちょっと(かなり・・・かも?)田舎な茨城県下妻市を舞台に、
ロリータとヤンキーという、普通ならありえない組み合わせの少女二人の間に芽生えた
かなり風変わりながらむちゃくちゃ濃い~友情物語である。
原作と映画とで若干の相違点はあるが、それぞれにおもしろく、
ガハハと笑っているうちに不覚にも感動させられてしまう、怪作にして快作。
騙されたと思って、ぜひ一度お試しいただきたい。
さて、白百合イチゴである。
彼女は二人のヒロインのうちのヤンキーの方で
映画では土屋アンナが演じているのだが、これがまたイメージぴったり!
あのきれいな顔をここまで崩すかっ!(@0@)
とこちらがハラハラするほど、口元ゆがめて見事にヤンキー顔しています。
(因みにロリータの竜ヶ崎桃子は深田恭子が熱演。田舎でロリータ一筋を貫こうとするのは
生半可な覚悟ではない。チャラチャラしたロリータファッションに覆われた精神の強さに
後半、惚れ惚れします。)
名前から察せられる通り、イチゴは実は良家の子女なのだ。
学校でいじめられて、でも何の抵抗もできず、うちでもあくまでいい子を演じている
そんな自分が情けなくて独りで泣いている時に、
通りがかったレディース(女暴走族)の総長に熱い言葉をかけてもらった。
その総長に憧れてレディースの一員となったイチゴは、
以後、バイク(といっても、原付)をこよなく愛し、走ることに命をかけて
ヤンキー街道を驀進してきたのである。
ところが総長の代替わりを機に、レディース内には権力闘争の気配が。
どす黒い不穏な空気の中で、あくまで純粋に走ることに拘るイチゴは次第に浮いていき
ついに、幹部一同からの呼び出しが・・・
とまぁ、こういうあらすじは猫と直接関係はないのだけれど。

ヤンキーとはいえ、自分なりに筋を通そうとしてがんばっているイチゴ同様
自分の流儀で一生懸命生きている、その姿がうつくしいと思う。

(気のせいかと思ったが、お隣でもそうらしい・・・安いキャットフードだと食べないんだって!)
人間に少しばかりエサをもらっているからといって、媚びたりはしない。
言いたいことは遠慮なくきっちり言うのだ。
そこがとても彼女らしいと思う。
もう半年近くの付き合いになるというのに、馴れてはくれない。
それでも、彼女なりに私たちのことを少しは信用してくれているのかな、とは思うのだ。
その証拠に、以前は何メートルも離れたところからしか写真を撮れなかったのが、
今はズームなしで随分寄っても撮らせてくれるようになった。
さり気なくこんな表情をしてみせるあたり、モデルの才能があるかもしれない・・・

彼女はうちの飼い猫ではない。

にも拘らず、ここまで近寄ってもこんなくつろいだ表情でいてくれることが
無性にうれしかったりする今日この頃。
これからもいい関係を保っていけるといいなぁ、と私は思っているのだが
さて、彼女の方はどうだろう・・・・・・
by immigrant-photo
| 2009-10-28 01:09
| wanderings