2015年 05月 21日
写真展 <birthday> のこと #5 |
<birthday> というタイトルは、比較的早くに決まった。
オープン予定の3月27日というのは
実は、水口さんの亡きお父様のお誕生日なのだった。
お父様がこの世に生をうけたのと同じ日に
町工場南製作所を「ギャラリー南製作所」として生まれかわらせたい、と。
そんなオーナーのお気持ちをきいてしまっては
もうどうしたって、間に合わせないわけにはいかないではないか。
よし。
個展タイトルは “birthday” にしよう。
3月27日は、水口さんのお父様の、ギャラリー南製作所の、
そして私たちみんなの birthday 。
だから、絶対に間に合わせる。
間に合わせましょうね。
そう決めた途端、いろいろなことが、
3月27日オープンに向けて
おもしろいほどうまく流れるようになった。
何かで行き詰まると必ず、不思議な偶然が重なって
問題を解決してくれる。
その度に、水口さんと私は顔を見合わせ
「ほら、おとうさんがまた手伝ってくれているよ。
どうしても、3月27日にオープンしてほしいってさ・・・」
と、笑い合った。
おとうさんが見守ってくれているから大丈夫。
そんな安心感が、水口さんはもちろん
生前一度しかお会いしたことのない私にもあった。
おとうさん、ありがとう。
オープン予定の3月27日というのは
実は、水口さんの亡きお父様のお誕生日なのだった。
お父様がこの世に生をうけたのと同じ日に
町工場南製作所を「ギャラリー南製作所」として生まれかわらせたい、と。
そんなオーナーのお気持ちをきいてしまっては
もうどうしたって、間に合わせないわけにはいかないではないか。
よし。
個展タイトルは “birthday” にしよう。
3月27日は、水口さんのお父様の、ギャラリー南製作所の、
そして私たちみんなの birthday 。
だから、絶対に間に合わせる。
間に合わせましょうね。
そう決めた途端、いろいろなことが、
3月27日オープンに向けて
おもしろいほどうまく流れるようになった。
何かで行き詰まると必ず、不思議な偶然が重なって
問題を解決してくれる。
その度に、水口さんと私は顔を見合わせ
「ほら、おとうさんがまた手伝ってくれているよ。
どうしても、3月27日にオープンしてほしいってさ・・・」
と、笑い合った。
おとうさんが見守ってくれているから大丈夫。
そんな安心感が、水口さんはもちろん
生前一度しかお会いしたことのない私にもあった。
おとうさん、ありがとう。
by immigrant-photo
| 2015-05-21 05:50
| thinking