2009年 05月 24日
親子でロクロ |
3月に笠間の久野陶園という窯元にお邪魔して、ロクロを挽かせていただきました。
(そのときの記事はこちら)
帰宅後、興奮気味にその話を聞かせる私に、子ども達は揃って「ズルいっ!」と
口をとがらせ、即、親子での再訪を約束させられたのでした。
そして、新学期のバタバタも一段落した先週末、ついにその日がやってまいりました。
朝からの雨もあがりつつある昼下がり、今回もお付き合いいただいたあやさんの
黄色いトラックに先導されて麦秋の笠間を走っていると、
何だか日常の慌ただしさやらイライラがすうっと遠のいていくようでした。
程なく堂々たる茅葺屋根の母屋が正面から迎えてくれる久野陶園に到着。
早速、準備にとりかかります。
・・・が、先ずは全員でこちらに注目。
2ヶ月前に私が吹っ飛ばした、幻の処女作です。 (この件についてはこちら)
子ども達にもその話はしていましたが、実物を目の前にするとやはり説得力がある。
ここで子ども達は、底を切るときに油断するとどうなるか、を改めて思い知ったはずです。
結局、この日子ども達が一つも飛ばさずに済んだのは
絶対に、私のこの失敗作のお陰だと思います。(・・・と、いばる)
その後、それぞれに説明と実演をしていただいて、いよいよ作業開始。
真剣そのもののふたりの後ろ姿を、ロクロを回す機械の淡々とした音が包みます。
で、息子の第一作が、これ(一番手前)。
娘のは、これ(手前)です。
しかし子供ってスゴいな、と思ったのはこのあと。
「次はお皿を作りたい」
「私は湯のみ」
と、身の程知らずな高望みを、平気で言っちゃうんですよね~。
しかもそれを 「そうかそうか・・・ちょっと難しいけどやってみる?」 と
笑いながら指導してくださった当主・慶子さんのお陰で、何とか形にはてしまった・・・
そんなこんなで、子ども達が次々いろんな形にトライするので
私はここまで全くロクロの前に座らせてもらえなかったのですが、
ひとつぐらいはやってみたい、と
娘がお菓子を食べている隙に、すべりこむようにして漸くロクロに向かいました。
さて・・・しかし、何を作ろうか。
と、娘が横から 「花瓶がいいな。口のところ細くしたやつ」 と言ったので、
一応それを目指してはみたのですが、そもそも一向に縦に伸びてくれない。
むしろ広がってしまうんですよ。
仕方ないので、そのまま広げてお皿にしてしまいました。
成り行き任せな性格が、こんなところにも表れるから恐ろしいですね。
しかしそれだけ作ったらもう交代させられてしまったので、
手持ち無沙汰になって、竹ヒゴでちょっと落書き。
来る途中、麦がとてもきれいだったので。
(でも、焼く前に表面を整えてくださるはずなので、落書きはしない方がよかったかも・・・)
こうして、楽しい親子ロクロ体験は無事終了。
その後カフェでちょっとお茶を飲み、のつもりがついつい長居してしまったので
焼き上がる日を楽しみにしつつ家路についた時には、もう暗くなり始めていました。
ロクロ体験チケットはあと2枚残っていますが、
どうやらそれは子ども達にとられてしまいそうな勢い。
正直、ここまで熱中するとは思っていなかったので、
私としても、ぜひまた機会を見つけて体験させてやりたいなぁ、とは思っていますが。
ともあれ、お世話になった方々、どうもありがとうございました。
お陰様で最高に素敵な時間を過ごすことができました♪
久野陶園ホームページ
(そのときの記事はこちら)
帰宅後、興奮気味にその話を聞かせる私に、子ども達は揃って「ズルいっ!」と
口をとがらせ、即、親子での再訪を約束させられたのでした。
そして、新学期のバタバタも一段落した先週末、ついにその日がやってまいりました。
朝からの雨もあがりつつある昼下がり、今回もお付き合いいただいたあやさんの
黄色いトラックに先導されて麦秋の笠間を走っていると、
何だか日常の慌ただしさやらイライラがすうっと遠のいていくようでした。
程なく堂々たる茅葺屋根の母屋が正面から迎えてくれる久野陶園に到着。
早速、準備にとりかかります。
・・・が、先ずは全員でこちらに注目。
2ヶ月前に私が吹っ飛ばした、幻の処女作です。 (この件についてはこちら)
子ども達にもその話はしていましたが、実物を目の前にするとやはり説得力がある。
ここで子ども達は、底を切るときに油断するとどうなるか、を改めて思い知ったはずです。
結局、この日子ども達が一つも飛ばさずに済んだのは
絶対に、私のこの失敗作のお陰だと思います。(・・・と、いばる)
その後、それぞれに説明と実演をしていただいて、いよいよ作業開始。
真剣そのもののふたりの後ろ姿を、ロクロを回す機械の淡々とした音が包みます。
で、息子の第一作が、これ(一番手前)。
娘のは、これ(手前)です。
しかし子供ってスゴいな、と思ったのはこのあと。
「次はお皿を作りたい」
「私は湯のみ」
と、身の程知らずな高望みを、平気で言っちゃうんですよね~。
しかもそれを 「そうかそうか・・・ちょっと難しいけどやってみる?」 と
笑いながら指導してくださった当主・慶子さんのお陰で、何とか形にはてしまった・・・
そんなこんなで、子ども達が次々いろんな形にトライするので
私はここまで全くロクロの前に座らせてもらえなかったのですが、
ひとつぐらいはやってみたい、と
娘がお菓子を食べている隙に、すべりこむようにして漸くロクロに向かいました。
さて・・・しかし、何を作ろうか。
と、娘が横から 「花瓶がいいな。口のところ細くしたやつ」 と言ったので、
一応それを目指してはみたのですが、そもそも一向に縦に伸びてくれない。
むしろ広がってしまうんですよ。
仕方ないので、そのまま広げてお皿にしてしまいました。
成り行き任せな性格が、こんなところにも表れるから恐ろしいですね。
しかしそれだけ作ったらもう交代させられてしまったので、
手持ち無沙汰になって、竹ヒゴでちょっと落書き。
来る途中、麦がとてもきれいだったので。
こうして、楽しい親子ロクロ体験は無事終了。
その後カフェでちょっとお茶を飲み、のつもりがついつい長居してしまったので
焼き上がる日を楽しみにしつつ家路についた時には、もう暗くなり始めていました。
ロクロ体験チケットはあと2枚残っていますが、
どうやらそれは子ども達にとられてしまいそうな勢い。
正直、ここまで熱中するとは思っていなかったので、
私としても、ぜひまた機会を見つけて体験させてやりたいなぁ、とは思っていますが。
ともあれ、お世話になった方々、どうもありがとうございました。
お陰様で最高に素敵な時間を過ごすことができました♪
久野陶園ホームページ
by immigrant-photo
| 2009-05-24 11:40
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